福知山市 店舗の庭づくり | 街の緑の可能性
京都府福知山市、街中にある一角にオープンしたtomtom naturalmarketの店舗前の庭づくりの様子をご紹介します。
オープンに伴い、店舗の内外装工事を行いました。外壁は仲間達と一緒に漆喰を塗り、店舗前の庭も急遽簡易に制作することに。
屋上庭園をつくる要領で、ルーフィングシートを敷き、枝や炭、石などで土台を作っていきます。
オープン前日の午後に始まった作業は夜まで続きました。
そして迎えたオープン日。
本格的な庭づくりは2ヶ月後の予定に決まっていましたので、簡易ではありますが無事にお庭が完成。
コンクリートの多い都市環境で、街の緑の存在はとても貴重です。
通りすがる方々も、「気持ちがいいわねぇ」「私もこういうのが好きなのよ〜」とよく声を掛けてくださいました。
そして2ヶ月後、いよいよ本格的な庭づくりが始動。
敷地内のコンクリートを割り、大地を繋げ、水脈機能をつくっていきます。
大地の再生仲間で、庭師の先輩でもある植旬の佐藤俊さんに講師をお願いしました。
大地の再生関西チームの仲間も大集合。ワークショップ形式で、総勢25名もの方々にご協力いただきました。
そしていよいよ、お庭が完成
流木をふんだんに利用し、シンプルだった店内も有機的な空間になりました。
2年後、2021年11月の様子がこちら
驚くほど植物たちは元気に育ち、マスカットやアケビの蔦もしっかり登ってきました。
街の中でも森のように緑に囲まれたいなぁ、そんな思いを叶えた庭。