宮城県 剪定 | 生垣に風を通す

“風の剪定”に興味を持ってくださり、家の生垣の剪定方法を学びたいとお声かけいただきました。

初めて訪れた時の様子です(2020年の11月)

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道路にはみ出た分を揃えるように切られており、横に伸びれない分、他の場所が暴れるように伸びていました。

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枯れ枝も多く、生垣の中も空間がないほどみっしりと生えており、ガチガチに。カシの木の間に生えているサンゴジュが全く見えない様子でした。

参加してくださったみなさんと風の剪定を行い、足元と生垣の中に風が吹くような剪定を行いました。

そして2021年9月、再び訪れた時の様子がこちらです。

「あれから一度も手入れをしていないのだけれど、全然伸びていないんです。触ってもすごく柔らかくて!」と、T様より驚きと嬉しさを伝えていただきました。

この1年、日々の風がこの表情、山並みをつくってきてくれました。

今回はそれを応援するように、再び剪定をしていきました。

作業後の様子がこちらです。

 

風の剪定は作業をするほどに、切る枝の量も減っていきます。

年を重ねるごとに、風通しがよくなり、植物も人も楽になる。そんな優しい剪定です。