有機アスファルト
有機アスファルトは、生きものが息づく新しいアスファルトのかたち。
駐車場や歩道など、様々なスペースで施工が可能です。
コンクリートやアスファルト、砂利の駐車場の無機的な印象とは異なり
有機的な見た目になるのはもちろん、実際にアスファルトの隙間から植物が生えてくるようになります。
夏の照り返しをやわらげ、路面温度も低くなりますので
ヒートアイランド・地球温暖化対策として今後注目の施工方法になるのではないでしょうか。
街のスーパーやコンビニの駐車場、歩道も
いつかこんな有機的な大地になっていったらいいですよね。
こちらではそんな有機アスファルト施工の手順を簡単にご紹介します。
①路盤は掘削し、事前に通気浸透処置を施しておきます。
縦方向に空気と水が浸透し循環するきっかけになる点穴(通気浸透縦穴)を開けていく。
落ち葉、炭、くん炭、藁などの有機質を使用し浸透層をつくります。
整地をして下準備は完了
熱々のアスファルトがダンプに乗って到着
②重機で有機質(剪定した枝葉を粉砕したもの)を混ぜ込みます
③駐車場スペースに敷きならしていきます。時間勝負の作業です。
④上からさらに有機質チップを撒きます。
⑤転圧していきます。
芝など地被植物の種を蒔くとさらに緑が広がっていきます。
【おすすめの施工場所】
・お家やお店の駐車場
・公園や散策路などの歩道
・夏の路盤、照り返しや温度上昇の対策に
・すぐに水たまりができる砂利道の舗装に(穴がボコッと空く度に砂利を埋めてを繰り返している方は特に)